プルルルル・・・☎︎
「もしもし・・・こんにちは、紅茶です。
今回は、Switch版シュレディンガーズ・コールの感想です」

「この記事はネタバレに触れないように配慮して書きました。
ここに載せたスクショを見ても物語を予想することはできないようにしています。
発売して間もないうちに出している記事のため、
初見でプレイしたいけど買ってもよさそうか知りたい方向けに書こうと思います。
それでは、どうぞ」
ガチャッ
ツーツーツー・・・。

「泣いた」
「タイトル画面に行く前のシーンですでに私は胸がギュッと苦しくなりました。
遠くにいる懐かしい誰かから電話がかかってきた。長いことかかったけど、やっと話せた。導入からすでにそんな気持ちになっていました。
懐かしくて切ない音楽と演出がその世界をさらに引き立てています。
今エピソード2が終わったところですが、このゲームは私の中ですでに「今までプレイした中で印象に残るゲーム」に入ってます。
忘れていた記憶、心にしまいこんだ苦しい感情、でも誰かにわかってほしかった。
そんな登場人物たちのお話を 電話を通じて聞いていきます」

「伝えたかったのに、伝わらなかったこと。わかってほしかったのに、通じ合えなかったこと。
それぞれが抱えている気持ち、それを覆う心の闇を解いていきます。
次第に見えてくる展開、隠されていた事実、それを知ると涙が止まらなかったです。
代わりに教えてあげたい、救ってあげたい、そんな気持ちになってくるお話です」

「プレイ中にふと、自分の過去を思い出したり、今疎遠になっているあの人、元気にしてるかなと考えてしまうことがありました。
誰にでも分かり合えなかった過去や抱えている苦しい感情があると思いますが、もしプレイ中にそれが刺激されて辛くなったら、ちょっと一休みしてもいいかもしれません。
会いたいけど、今はもう会えないあの人からもし電話がかかってきたら・・・
何を伝えよう・・・」
プルルルル・・・
プルルルル・・・・・・

「もしもし・・・。
どうしてわかってくれなかったの?なぜ電話に出てくれなかったの?
声が聞きたい。お礼を言いたい。謝りたい。許せない。
言えなかった。寂しかった。本当は会いたかった。
ごめんなさい。ありがとう。
いろんな気持ちが「電話」を通じてつながります」
「代わりに伝えて」

「このゲームは本当に胸がぎゅうっと締め付けられる世界観です。
でも悲しいことばかりでもなく、ずっと鬱々としてる訳でもないので安心して大丈夫です。
ただ、人によってはもうボロボロ泣いてしまうかも。
私もめっちゃ泣きました。これを書いている最中も。
みんなのお話を聞きながら、手帳に事実を整理していき、代わりに伝えてあげましょう。わかってあげること、電話の向こうの誰かの気持ちに寄り添って言葉をかけてあげる切なくて優しいゲームです」

ダイヤルをするときはスティックだと間違って数字を選択しやすかったので、十字キー←→を使うと入力がしやすくなった
「謎解き要素は少しありますが簡単です。基本は物語を追うだけで楽しめています。
まだエピソード2を終えたところなので、わからない展開があります。
主人公にも何か隠されたことがあるようで・・・」
【シュレディンガーの猫とは】補足でちょっと雑談
このゲームのタイトルは「シュレディンガーズ・コール」
ゲームの中に黒猫が登場します。
そこで「シュレディンガーの猫」と言う思考実験があったことを思い出しました。
重ね合わせのパラドックス。毒が入った箱に猫を入れて蓋をすると、蓋を開けるまで猫が死んでいるか生きているかわからないが、箱を開けるまではそのどちらも有り得るという宙ぶらりんな状態です。
【データ参照元↓】
シュレディンガーの猫 | 沖縄科学技術大学院大学(OIST)
このゲームは生と死の間で、伝えたかった心残りを電話を通じて紐解いていきます。
そしてその心残りとは、中途半端で行き場を失った重たい感情や記憶です。(クリアまでプレイするとまた違う展開を見せるかもしれませんが)
まさに観察するまでわからない状態、確かめることができないままの状態でいます。
それを見届ける私たちプレイヤーと主人公メアリの、切ない優しい物語。
曖昧で白黒つかないことは私たちの生活にもよくあることで、心に影を落とすことがあります。わからないままでいることは希望でもあり、あえて目を背けることで心を保っている面もあるのかもしれません。
そんなことを思ったゲームでした。
誰かの本当の気持ちや物事の展開はシュレディンガーの猫状態であることが多く、希望と絶望が同時に存在しているのであれば、少しでも希望を感じて生きていたいものですね。
仮にもう知ることができないことだったとしても。
読んでくれてありがとうございました。
それでは、今回はここまで。
電話に出てくれてありがとう。かけてくれてありがとう。
ではまた・・・。
ガチャッ