紅茶とゲーム日記

気楽にゲームの感想とか色々な雑談、健忘録。

【お題】大人になったなと感じるとき

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

 

こんにちは、紅茶です。
今週のお題「大人になったなと感じる時」について、書こうと思います。
正直言うと、大人になったなあという実感は多くないのですが、過去の自分と比べて、成長したなと思えることがあります。
 
それは、
 
☆運転免許を取得して、両親を車に乗せてドライブに行った時
 
 
大した親孝行ではないのですけど、これが私にとっては大きな挑戦となりました。
今までの自分はどこに行くにも親に運転してもらっていました。(それかバス)
電車がない地域なので、私の地元は車社会。
ほとんどの人が自分の車やバイクを持ち、運転しています。
運転免許を取得するということは、社会人として一歩踏み出すことにも近いものがあります。
 
さあ、自動車教習所に行って免許とるぞ〜!
やったー、免許とれた〜!
 
私の場合はこんな簡単にはいきませんでした。
まず、最初にぶち当たった壁は、
 
 
教習所の講義室に入れない。
 
 
中学高校、大学ともに不登校だった私には、教習所の教室も苦しいものがありました。
フリスクを食べて気分を紛らわそうとしましたが、どうしても息苦しくなったり吐き気をもよおしたり、トイレが近くなったり、倒れないか心配になったり。
 
結果、1ヶ月ほど、教習所に行くことができませんでした。しかし今思えば、そこで諦めなかったのも、大人になったなと感じた瞬間です。
私は近所のメンタルクリニックに通い、薬を服用しながら、なんとか、講義はクリアすることができました。
 
 
そして次なる壁。それは、実習です!
そう、実際に車を運転する練習をしないといけません!(あたりまえですが)
これがもう〜きついのなんの。
 
途中で気分が悪くなり、車から降りたこともありました。車のドアが閉まって発進すると、「逃げられない空間」が、とても恐ろしくなりました。
 
どうやって乗り越えたか、というと、
 
それは「場数を踏んで慣れる」でした。
 
どんなに薬の力を借りても、すぐに治るわけではありません。
「不安を感じながらも、それでも立ち向かうこと」それが、私にとって大きな成長になり、また今まで苦手として逃げてきたものを乗り越える力になったと思います。
 
 
さらっと簡単に書いていますが、教習所に通っていた頃は毎日が憂鬱で仕方ありませんでした。
 
 
しかし、免許を無事に取得し、自分の足で行動範囲を広げられた今となっては、よく頑張った自分を褒めてやりたい気持ちでいっぱいです。
 
そうして、親を車に乗せ、一緒に出かけることもできるようになりました。
これが、私にとって大人になったなと感じるときです。
 
ちなみに、今現在もタクシーやバス、飛行機、教室、狭い部屋などの「逃げられない空間」は苦手です。薬もまだ服用しています。
でも、これらの場所を避けることなく生活することができています。
苦しいですけどね。
 
もし、同じように病院に通い、悩んでいる方がいれば、最後にちょっとアドバイスをしたいと思います。
 
私のように、薬を服用しながら、生活、仕事をしている人は世の中に、きっと大勢います。
苦しい時は、どうぞ休んでください。
自分にムチを打ってがんばることが美徳ではありません。時にはそういう瞬間も大切でしょう。
でも、自分の体調と相談しながら、ゆっくり取り組んでいってください。
あなたは何も悪くない。
十分がんばってます。
時間はかかっても、きっと、乗り越えることができます。
色んな選択肢がありますから、絶望しないで、小さい幸せを大切にして、生きていってほしいです。
 
 
最後まで読んでくれて、どうもありがとう!