久しぶりの投稿です!
今後も不定期にゲームの感想を書いていきたいと思います。
参考になると嬉しいです。
今回は「Card Shark」というゲームの感想です。
★ストーリーのネタバレは控えています。★
遊んだのはSwitch版です。
発売日前に少し安くなっていたので、予約して購入しました。
インディーワールドで紹介されていたのを見て、気になった方もいるのではないでしょうか。体験版もあります。
価格は2500円(2022.6.5現在)
絵、音楽、雰囲気など、とても素敵です。
タイトル画面 ↓
18世紀のフランスが舞台です。
西洋の絵画のようなイラスト、ゆったり流れるギターのBGM...
すでにタイトル画面で惹かれました。
クリアまでの時間は約12時間
ジャンルは
アドベンチャー、アクション、トランプ、難易度が選べる、です
(任天堂のページより)
遊んでみたら、実際はこんな感じでした ↓
アドベンチャー☆☆☆
アクション ☆
トランプ ☆☆☆☆☆☆
イカサマをして勝つのが基本
正々堂々とフェアにカードゲームをするゲームではありません。
イカサマにも多くのトリックがあり、それを習得しながら旅を続けていきます。
習得する時には練習ができるので、私は何度も練習してから対戦に臨みました。
なぜなら失敗すると逮捕されたり、殺されてしまう危険が付きまとっているからです。
つまり、ゲームオーバー!
どういう風にイカサマを操作するかというと、
トリックごとに操作方法が変わります。
対戦を1から始めて操作するものではなく、あくまでトリック部分だけ、
プレイヤーが操作して、対戦が進行します。
どのトリックを使えばいいか、前もって知らされます。
イカサマの豊富さにびっくりした
実際こんなことされたら、そりゃあ騙されちゃうよなぁーと思うものから、
それは怪しいでしょ!と思っちゃったものまで。
先ほど述べたように、トリックごとに操作が変わるので、
個人的に、説明されても意味が把握できずに、うまくシャッフルできなくて失敗するものも中にはありました。
なので、練習は大事です!
仮に、トリックの仕組みが理解できなくても、操作に成功すればいいんですけど...。
物語に関係なくお金を稼げる場所もあります。
そこではトリックが3つの中から1つ選べるので、自分が簡単そうなのを選んで確実に稼ぐも良し、あえて苦手なものに挑戦して練習しておくのも良し。です。
私は前者でした。(笑)
負けるとお金が減ってしまうので、増やしたいだけなら簡単なのを選んでもいいかと。
※バグ?がありました。
3つの中からトリックを1つ選べる、と書きましたが、スティックやボタンを動かしても
真ん中を選択することができませんでした。なので、ほぼ毎回、1番目か3番目を選ぶことになってしまっていました。。。
トリックの操作について
操作そのものはシンプルです。
スティックを動かす、表示されたボタンを押す、など。
ただし、
よーく見ておかないといけない場面が多々あります。
エースがあるか、スート(♥♠♣♦)は何か、などなど。
私はよく、「やば、カードなんだっけ?」って画面の前で呟いてました(笑)
タイミングよくボタンを押す場面や、有利になるように考えながらカードを配らないといけない場面もよく出てきます。(これが一番苦手でした)
また、相手に怪しまれないようにする必要があるため、
トリック操作中は、画面下に制限時間のバーが表示されます。(下画像)
もたもたしていると相手の表情が変わっていき、タイムオーバーになると、イカサマをしてるんだろー!みたいなこと言われちゃってゲームオーバー。
主人公は何かと理由をつけて、席を離れる場面もあります。
その際に、カードに仕込みをします。
仕込みをした後、それを目印にしてカードを配る、といったものもあります。
自分がどこに目印を付けたか、覚えておきましょう!(私は忘れちゃった)
絵が美しくて素敵だった
一部をご紹介します。もちろんBGMも良かったですよ。
パステル?で描いたようなイラスト。
しかも、明かりがゆらめくんです。これがとても素敵でした。
空の明るさが微妙に変わったり、鳥が飛んでいたり。まるで動く絵画のようでした。
いまいちだと感じたところ
・もう少し説明がほしかった
機転をきかせて標的を変えないといけなかったり、
急に始まるイベントに操作方法もわからず、
何をどうすればいいのかわからないまま、ゲームオーバーということがありました。
いきなりQTEが始まることもありました。
Quick Timer Event (クイックタイマーイベント)の略称
ゲーム内で画面に表示された特定のボタン・キーを入力をすること
(「ニコニコ大百科」より)
じゃんけんみたいな要領で、あえて逆の入力をしないといけない場面もあり、
初見は苦戦しました。
何回かやり直しているうちに、理解していった感じです。
もう少し、何をどうすればいいか教えて欲しかったかな。
・バグがあった
エラー落ちが1回、
3つのトリックを選択する所で、真ん中だけ選べない
プレイヤーがカードを配る場面で、何も入力していないのに勝手にカードを配り出して、キャラクターに間違っているからやり直せと言われて進めない、
(ゲームを再起動して対処しました)
まとめ
結論から言うと、楽しかったです。
イラストや雰囲気がとてもよく、ストーリー展開にも驚きがありました。
この記事では物語部分に一切触れていませんが、主人公はとても控えめです。
とある理由で、読み書きやコミュニケーションがうまくできない状況です。
物語が進行していくごとに、日記が残されていくので、それを読む楽しみもありました。
私はフランスが好きなので、フランスやその周辺諸国を旅するお話も素敵だと感じました。やってることはイカサマですし、相手を騙して金を巻き上げているので、
爽やかな旅ではありませんが。
物語には王や貴族を取り巻く様々な思惑があります。
正直言って、誰を信用したらいいのかわからなくなる人間模様でした。
それはそれである意味リアルでした。
カードでは騙せても、やがて嘘は暴かれる。
それでも闇に消えていく真実も、現実には一部あるんですよね。
もし興味がありましたら、物語の行く末を見届けてみてください。
最後の対戦で、私は1時間ほどかけて、何回か試しました。
誰を勝たせるかによって、展開が変わります。
誰も勝たせないようにイカサマをする、という選択もアリですね。
このゲームにハッピーエンドはあるんでしょうか・・・?
数年後の主人公とお客さんのやり取りを見たら、じーんときました。
メーカーの【Devolver Digital】さん、ありがとうございました。
最後まで読んでくれた皆さん、ありがとうございました。